除夜の鐘
2021-12-30
今年もあっという間に明日で終わりを迎えます。
翌日からはまた新しい一年の始まりです。
年初にたてた 今年の抱負も目標も思い出せないのですが・・・
心新たに新しい一年をスタートしたいものです。
昨年は除夜の鐘を住職と二人で108つ打ちました。
今年は マスク、手の消毒にご協力いただき、ご希望の方にも撞いていただけます。
23:45頃 撞き始める予定です。
午前1時過ぎには終了いたします。
さて、
108の煩悩といわれますが、108という数字は 「とても多い」 という意味だそうで
煩悩 一つ目、●●
煩悩 二つ目、●●・・・・
というようには説明されないものだそうです。
しかし我ながら自らの煩悩数えたらきりがなさそう。
養運寺の鐘の音は 「古律黄鐘調」だそうです。
〝 黄鐘 調(おうしきじょう) 〞というのは雅楽の六色調の一つで、昔から最上の音色と謳われ ます。
昭和32年に作製された鐘には 徳富蘇峰先生 の字で
警醒濁世煩悩夢 振起人天諧和心
と刻まれています。
人と天とが一つになっ て、和の心を振起しなければならないと唱えて います。
来る一年が平和な一年でありますように。