本尊 弥陀三尊
養運寺本堂におまつりされている仏様は、阿弥陀様を中尊に、向かって右側に観音菩薩様、左側に勢至菩薩様の弥陀三尊です。 それぞれ、木造で室町時代中期の作と考えられます。
阿弥陀様は西方極楽浄土におられ、教えを説き、無量の光で衆生を救済してくださる仏様です。臨終のときには自ら来迎して、我々を極楽浄土へ導いてくださります。
観音様は人々の救いを求める声を見聞きし、それぞれの苦悩や願いに応じて救いを差し伸べる慈悲の菩薩様です。
勢至菩薩様は智慧の力で人々の迷いを取り除いてくださる智慧の菩薩様です。
養運寺 概要
宗派 | 浄土宗 |
名称 | 鶏足山 智光院 養運寺(けいそくざん ちこういん よううんじ) |
開山 | 永禄10年(1567年) 光蓮社伝誉上人 |
住職 | 五十五世 田中 光成 |
所在地 | 東京都町田市本町田3654 |
浄土宗とは
宗祖 | 法然上人 |
開宗 | 承安5年(1175年) |
本尊 | 阿弥陀如来 |
教え | 阿弥陀仏の平等なお慈悲を信じ、「南無阿弥陀仏」(阿弥陀様に帰依しますの意)とみ名を称えて、明るい安らかな毎日を送り、極楽浄土に生まれる事を願う信仰。 |
教典 | 『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』の浄土三部経をよりどころとする。 |